[View] [Edit] [Attachments] [History] [Home] [Changes] [Search] [Help]
IMAP を導入しよう
imap サーバ導入
最近僕も複数のパソコンを使うようになってきて、あのパソコンでメールを吸い取ってしまったら
こっちで読めないとか、ダサイ事が起こるようになりました。しかしこういう事を人間様が気を使うのって
良くないですね。コンピュータにやらせないと。
やりたい事。
家のパソコンやノートパソコン。出先のパソコン等でメールボックスを共有したい。つまり、家で読んだメールがちゃんと出先でも既読になっていて、同じ振り分けになっていて欲しい。
- これを実現するために、
- プロバイダに送られてきたメールを一旦自宅サーバに取り込む (fetchmailで取込み -> procmailで振り分け)
- パソコンのメールは自宅サーバ経由で取込み、メールボックスは自宅サーバの中にあるようにする。
なお、メールソフトとしては、マックに標準でついている Mail と Beckey! で動作確認しています。
- 必要な物
- 自宅サーバ FreeBSD か linux (僕は FreeBSD 使用)
- ドメイン メール受信に使うだけなら、noip 等の無料サブドメインで十分です。
- インターネットへはポート 143 を開けておく
参考
http://bitarts.jp/tech/linux/uw-imap.html
http://www.nurs.or.jp/~ogochan/linux/uw-imapd.html
まず imapd を動かす
ここで動かすのはワシントン大学の wu-imapd http://www.washington.edu/imap/ です。
なぜこれにしたかというと、FreeBSD のパッケージになっていてインストールが簡単そうだからです。
また、Linux 等でも標準で入っているものが多いようです。というわけでインストールせずとも
知らないうちに入っていると仮定して話を進めます。
ps で inetd が立ち上がっている事を確認。
# vi /etc/inetd.conf
imapd の項目をコメントアウト
inetd を kill -HUP する
# vi /etc/c-client.cf # これが imapd の設定ファイルです。
I accept the risk for IMAP toolkit.
set disable-plaintext 0
set mail-subdirectory mail
fetchmail
http://acorn.zive.net/~oyaji/mail2/fetchmail.htm
http://www.jp.redhat.com/manual/Doc72/RH-DOCS/rhl-rg-ja-7.2/s1-email-fetchmail.html
$ vi .fetchmailrc
set postmaster {localuser}
set nobouncemail
set syslog
defaults
protocol pop3
keep
smtphost localhost
poll {mailserver.com}
user {remoteuser}
password {paSSwoRD}
is {localuser} here
keep は動作確認の後で flush に変更します。
procmail の設定はややこしいので、クライアント側 (mac の Mail) で振り分けてますが、以外と問題なく使えています。